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2021年度 さくらサイエンスプロクラム(さくら招へいプログラム)
さくら招へいプログラム代替オンライン交流(河原成元 教授)
さくらサイエンスプログラムは、産学官の連携により海外の若者を日本に招へいし、日本の科学技術を体験してもらう科学技術振興機構(JST)のもとで実施されている事業です。
河原成元教授はさくら招へいプログラム代替オンライン交流において、『階層的ネットワークポリマーの創製』という題目で、持続可能な社会の構築に向け、軽くて物性に優れつつリサイクルできるポリマーを創出することを目指して、インド工科大学カラグプール校のSantanu Chattopadhyay教授らとオンライン交流をしました。本課題では、河原教授が発見したナノマトリックス構造に基づく階層的ネットワークの形成に関する成果とSantanu Chattopadhyay教授が有するフィラー充填ゴムの調製に関する成果とを合わせることにより新規階層的ネットワークを有するポリマーを創製する検討を行いました。また、本プログラムを通じて、本学およびインド工科大学カラグプール校の博士後期課程学生が共同研究を実施することにより交流を深めることができました。
オンライン交流に関する打合せ
試料調製に関するディスカッション
NMR操作
写真右奥のNMR装置を操作する様子
写真右側のディスプレイとWebカメラを通じてNMR分析をオンライン交流で実施