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【プレスリリース】JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 採択(プロジェクトリーダー:小笠原 渉 教授)

2022.11.21


【プレスリリース】JST共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT) 採択

「”コメどころ”新潟地域共創による資源完全循環型バイオコミュニティ拠点 」としてJST(国立研究開発法人科学技術振興機構)の「共創の場形成支援プログラム (COI-NEXT) 」の地域共創分野・本格型に採択されました(プロジェクトリーダー:小笠原 渉 教授 物質生物系・技術科学イノベーション系兼任)。
共創の場形成支援プログラムは、大学等が中心となって未来のあるべき社会像(拠点ビジョン)を策定し、その実現に向けた研究開発を推進するとともにプロジェクト終了後も、持続的に成果を創出する自立した産学官共創拠点の形成を目指す産学連携プログラムです。 地域共創分野は地域の社会課題解決や地域経済の発展を目的とした、自立的・持続的な地域産学官共創拠点の形成を目指すものです。

【提案の概要】

新潟県はコメ産出額・輸出額共に全国1位の“コメどころ”として広く知られていますが、コメの価格下落や農業従事者の高齢化・後継者不足によって、農家の経営が非常に厳しい状況です。県内の人口減少も加速しており、“コメどころ”新潟の衰退・消滅の危機が迫っています。その中で、長岡市では地域の資源循環に着目し、令和3年には内閣府による地域バイオコミュニティに全国4拠点の1つとして認定され、地域としての機運は高まっています。 本学では地域の課題を解決するために、農家や米菓製造業者などを始めとする地域のステークホルダーとの間で「 1 0 年後にありたい将来の姿(ビジョン)」について議論を重ねました。そのうえで、農家が安定的にコメ作りを続けていける環境、また生産されたコメを活用して製造業が付加価値の高い製品を生み出すことが重要であるとの意識を皆で共有し、地域全体が「田んぼ」とのつながりを意識して、地域の宝である「田んぼ」を守り続けるための研究開発を進めてまいります。本プロジェクトには 1 3 の大学や教育・研究機関、2 0 社に及ぶ企業、2金融機関、県内9自治体が参画しており、ビジョンを共有して研究開発を推進していくほか、イベントやセミナー等を通じた地域との対話を大切にして、地域の課題に貢献できるようプロジェクトを推進してまいります 。

【提案の概要図】


 
参画機関などの詳細は以下リンクのPDFファイルをご覧ください。
COI-NEXT ”コメどころ”新潟地域共創による資源完全循環型バイオコミュニティ拠点
 
2022年11月18日にキックオフシンポジウムが開催されました。
キックオフシンポジウム ポスター
 

関連リンク

JST 共創の場形成支援プログラム
発酵科学研究室(小笠原 渉 教授、志田 洋介 准教授)紹介ページ
発酵科学研究室(小笠原 渉 教授、志田 洋介 准教授)ホームページ